Webalizerの解説

ホームページを訪れるユーザの中には、見込み客や潜在顧客が多数含まれています。

ログ解析ツール『Webalizer』では、お客様のホームページの月・週・日別アクセスを多角的に分析できます。一目でわかるグラフィック表示と、さらに詳しい詳細を数字で表示します。ログ分析を行うことにより、少ない時間とコストでビジネスに役立つマーケティングが展開できます。

 
1. 統計項目
1. 月別アクセス統計
2. 月間アクセス統計
3. 日別アクセス統計
4. 時間別アクセス統計
5. URL別アクセスランキング
6. 容量ランキング
7. 入口ページランキング
8. 出口ページランキング
9. アクセス元ランキング(IPアドレス)
10. 転送容量ランキング(IPアドレス)
11. 国別アクセス総計
 
2. 基本的な解析要素

ホームページのアクセス率は、ヒット数で見るよりもページ数と訪問者数で見ると、より分かりやすく、より正確です。

「祝!100万ヒット達成!」こんなフレーズをよく目にします。しかし、ほとんどのヒット数は、「index.html(トップページ)」「Not-Found(ページが表示されない)」「ブラウザのキャッシュ」などサーバに対してのすべてのアクセス数を含みます。そのためデータとしてはかなり曖昧です。

より正確なデータを得るためには、“ファイル”“ページビュー”“訪問者”毎のアクセス数を参考にします。ファイル数は実在するファイルのみのアクセス数、ページビュー数はURLごとのアクセス数、訪問者数はユニーク数を集計します。

統計項目の基本解析要素は下記の通りです。

ヒット数 特定期間内(月・日・時間)にサーバに対するすべて(Not Found、ユーザのキャッシュ含)のアクセス数。
ファイル数 「ヒット数」の中から実在するファイル(Not Found、ユーザのキャッシュを除く)に対してのアクセス数。より正確な「ヒット数」。
ページ数 URL(ページ)毎のアクセス数(画像・リンクなどのコンテンツ内容は含みません)
訪問者数 「ページ数」集計の中で、30分以内の同一IPアドレスやリモートホストからのアクセスはカウントされません。
不正多重アクセスなどはカウントされません。
どのくらいの人がサイトへ来たかをカウントします。
サイト IPアドレスやリモートホストアクセス数を表示します。(ただし、プロバイダなどで固定IPではなく自動割当の場合は、ユーザが複数いても同一IPアドレスとなり、カウントされません)
キロバイト お客様のサイトからクライアウントへのデータ転送量
キャプチャ:日別アクセス統計
※アクセスログは、「usr/local/apache/logs」に保存されています。
1日に1回(24:00)アクセスログのローテーション処理が行われます。この時点でアクセスログが1MBを超えている場合、ファイルは圧縮され保存されます。圧縮ファイルは5世代まで保存されます。
条件を変更されたい場合は、別途ご連絡ください。

≪例≫

  • access_log ⇒ 現在の(最も新しい)ログ
  • access_log.1.gz ⇒ 圧縮された過去のログ(2番目に新しい)
  • access_log.2.gz ⇒ 圧縮された過去のログ(3番目に新しい)
  • access_log.3.gz ⇒ 圧縮された過去のログ(4番目に新しい)
  • access_log.4.gz ⇒ 圧縮された過去のログ(5番目に新しい)
  • access_log.5.gz ⇒ 圧縮された過去のログ(6番目に新しい)
※「access_log.gz」が1MBを超え圧縮されると、「access_log.5.gz」は削除されます。
※Webalizerに表示されている解析結果は、HTMLで出力されています。
※アンインストールされた場合は、初期状態に戻り保存されているログのみ解析します。一度削除されたログは解析することはできませんのでご注意ください。